GoodReaderのWiFi転送は、PCやMacにネットワークドライブとして設定することができます。
ネットワークドライブを割り当てると、パソコン上でGoodReaderのMy Documentsがドライブの様に扱えるようになります。このためフォルダの転送や複数ファイルの同時転送ができるようになるメリットがあり、多くのファイルをコピーする必要がある場合に設定すると良いでしょう。
端末側の手順
GoodReaderのWiFi-transferのアイコンをタップして、WiFi接続の待機状態にしておきます。
iPadの場合はアイコンは画面右下にあります。
iPhoneの場合は画面下にあります。
アイコンをタップするとそれぞれ以下の様な画面が表示されますので、そのままにしておきます。
赤枠で囲ったIP-addressは、後で入力するアドレスだということを覚えておいてください。
Windowsでの手順
コンピューター(マイコンピューター)のウィンドウを開く
Windowsでネットワークドライブ設定する場合、まずはコンピューターを開きます。スターメニューにあるコンピューター(マイコンピュータ)をクリックします。
Window 8の場合は、タスクバーにあるエクスプローラーのアイコンをクリックします。
ネットワークドライブを割り当てる
コンピューターウィンドウの上部にある「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。
ネットワークドライブの割り当てというウィンドウが開くので必要な情報を入力していきます。
ドライブ(D): には割り当てるドライブ文字をリストの中から決めます。普通変更は必要ありません。
フォルダー(O): には、GoodReaderのWiFi待機画面に表示されている1.IP-address: のアドレスを入力。
ログオン時に再接続する(R):にチェックを入れておくと、次回転送する際、このネットワークドライブの割り当ての設定を省くことができますが、パソコン起動時にネットワークドライブの接続エラーが表示されるようになりますし、iPadやiPhoneのLANのIPアドレスが変わってしまった場合は繋がらなくなってしまうという面もありますので、よくわからない場合は外しておくのが良いでしょう。
全ての入力が終わったら完了をクリックします。
すると接続していますの画面が表示されます。
接続が完了すると割り当てたドライブ文字で新しいネットワークドライブが表示され、GoodReaderのMy Documentsの内容が表示されます。
Macでの手順
サーバーへ接続
Fanderの移動の中からサーバへ接続を選びます。
サーバへ接続のウィンドウが表示されたら、サーバアドレス:にGoodReaderのWiFiの待機画面の
1.IP-address:に表示されているアドレスを入力し接続をクリックします。
サーバに接続する際、パスワード入力を求められますが、ゲストでも登録ユーザでもパスワードの入力は必要ないので、そのまま接続ボタンをクリックします。
すると新しくウィンドウが開きGoodReaderのフォルダが表示され接続完了です。
ネットワークドライブの使い方
WindowsでもMacでもネットワークドライブを設定できたら、後はいつも通りにファイルをコピーしたり、フォルダを作ったりするだけです。
ウィンドウにフォルダやファイルをドラッグ&ドロップすればGoodReaderに転送することができます。
ココでは new folderというフォルダとeos5d-mk3-im3-ja.pdfというPDFファイルをコピーしました。
WiFi転送モードを終了
ファイルの転送が完了したら、GoodReaderの画面に表示されているSTOPをタップしファイル転送状態を終了します。
正しくコピーされたかを確認
GoodReaderのMy Documentsを表示させてファイルがちゃんと転送されているか確認してみましょう。
コピーしたフォルダとファイルが正しくコピーされました。
ネットワークドライブを設定すると、複数ファイルやフォルダが扱えるので、写真などファイルの数多い場合や、フォルダ毎にまとめてGoodReaderにコピーしたい場合に便利です。
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